【stage.1】ゲームと共に過ごした四半世紀を振り返ってみる

愛しさと切なさと心強さと
神の子その弟


どうもこんにちは


ハヤシライスで人を泣かせた事がある主夫【@384_poke】です。

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この記事の概要は、30代の僕が当時プレイしてきた
ゲームタイトルの簡単な紹介と共に、
そのゲームの思い出や自身の取り巻いていた当時の環境、心情を少しずつ振り返るというものです。


完全に自己満足な備忘録ですが、お付き合いいただけると幸いでございます。


というわけで遂に始まりました第1回(棒読)


↓実は既に完結している最終回はこちら↓
【最終回!?】ゲームと共に過ごした四半世紀を振り返ってみる - 主夫の対面構築


プレイした時系列で書いていきますので、自分の記憶の薄い部分を辿って書いていくのですが、
不思議とプレイしたゲームの記憶はあるんですよね。


ストリートファイターⅡ◆

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画像:CAPCOM:ストリートファイターシリーズ公式サイト

ジャンル:対戦格闘
対応ハード:スーパーファミコン セガサターン PlayStationシリーズ他
開発元:CAPCOM
発売元:CAPCOM
リリース日:1991/3(アーケード稼働開始)
現状:所持(ミニスーパーファミコン版)
進捗:未クリア


言わずとも知れた対戦格闘ゲームの金字塔。


対戦格闘ゲームの基本的要素を確立した人気作、
ゲームをする人もしない人も、もはやこのタイトルを知らぬ者はいない、日本を代表するゲームタイトルのひとつです。


ゲームのバランス調整やキャラクターの追加など、
数え切れないくらいのマイナーチェンジを繰り返し、
アーケード稼働開始から約30年以上経った現在でも家庭用据置ゲーム機が開発される度に移植版が発表されるという、往年の名作どころか未だ現役という人気の凄まじさ。


僕が初めてコントローラーを触ったゲームだったと記憶してます。
あれは僕がまだ幼稚園児だった頃...


当時はTVアニメ【ドラゴンボール】が絶賛放送中。

街を歩けば"かめはめ波"や"魔閃光""ファイナルフラッシュ"などが飛び交い、
"スーパーサイヤ人の構えは基本姿勢"と後に語られる程の超国民的アニメとして君臨しておりました。

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↑写真は大体このポーズ

当時の僕も例に漏れず、友達と遊ぶ=闘うという日常が当たり前。
親の制止も振り切って"強くなること"を目標に
傷つきながらも日々戦闘力を上げる修行を積み重ねていました。


ある日、近所に住んでた祖母のお買い物に付いていった時の事。
いつものスーパーとは違う、ちょっと遠めのデパートに連れていってもらったのですが、道中に小さな駄菓子屋さんがありました。


そこに君臨していたのです...


アレが


↓アレ(今度撮影してきます...)
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ストリートファイター自体は雑誌やメディアで見た事があったので、
"ドラゴンボール意外にも、拳を交えて勝敗を決する世界が存在する"という事ぐらいは認識していました。

TVでもよくCMが流れてましたからね。
当時アイドルだったあの人の歌声とともに...

篠原涼子 恋しさとせつなさと心強さと - YouTube

鼻息を荒くしながら眺めていた当時の僕に、100円玉を握らせてくれた祖母には感謝しかない。
自分の操作で、次元の違うキャラクターを操れた時の感動は未だに忘れておりません。


彼を選んだと記憶してます。

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※以降、画像はマイナーチェンジ版の"スーパーストリートファイターⅡのものとなります

この作品の主人公的キャラクターなんですが、
常に一つの疑問が頭をよぎるのです。

他のキャラクターは中国拳法やボクシングなど
ファイトスタイルがわかりやすいのに、彼のは未だによく理解しておりません。


柔道+空手とかでしょうかね?武道とは()


最初の相手を倒して"オレつえぇ"感に浸っていたその時

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↑お相手良い笑顔

隣で適当にボタンを押していた2歳下の妹が乱入してきました。

そうなんです。

通常、当時のゲームセンターは
100円で負けるまで1回プレイできるなですが、ここは町の駄菓子屋。


なんと50円で1プレイできたのです(残りの1プレイ分を妹が使った)


何が起きたか理解できないでいた僕と
何が起きたか一瞬で理解し、戦闘モードに入る妹


そんな妹が選んだキャラクターは...
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↑相撲とは()

おいおい。
好きなセーラー戦士ヴィーナスだったじゃないか。何だよそのチョイスは笑

再びリュウを選択してfight!

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・移動
・パンチ
・キック
ぐらいしか攻撃を繰り出せない自分に対し

ひたすらパンチを押し続けて張り手を繰り出し続ける妹

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確かリアルに泣いたわ

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その後勝ち上がったE妹が
初戦の相手にボコボコにされたのを確認して、僕は泣き止みました。


パンチ連打だけしてる妹に負けたことが本当に悔しくて震えていた僕に
「もう一回やるかい」という神の御加護を受け、兄の特権で"力士禁止令"を妹に課し再戦


妹のチョイスは
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↑※インド人です

おいお(ry

今度こそ再起不能にしてやろうと息巻いて突撃した瞬間

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「!?」

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幼稚園児だった僕に【↓ ↘︎ → P】(波動拳のコマンド)は理解できなかったのです。

キレながら波動拳撃ってよ!」とかリュウに懇願してたと思います笑


その後、結局アーケードでプレイする事は殆ど無かったのですが、
たまに遊びに行くお友達の家にあるスーパーファミコン版で対戦したりする程度にはプレイしてました。

そんな僕のチョイスは
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手足がのびて敵がこなくてつよい(確信)


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しかしその頃には、対戦格闘ゲームよりも1人プレイのアクションゲームにハマっていたので、この作品に積極的に触れる事はありませんでした。


約20年後、再びこの戦いに身を投じる事になるとも知らずに...


注)この画像は全て出来レースです。あらかじめご了承下さい。


スーパーマリオブラザーズ

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ジャンル:横スクロールアクション
対応ハード:ファミリーコンピュータ ディスクシステム
開発元:任天堂
発売元:任天堂
リリース日:1985/9/13
現状:所持(Nintendo Switch Online)
進捗:未クリア

こちらも言わずと知れた

任天堂の代名詞
アクションゲームの代名詞
むしろ世界中のTVゲームの代名詞

と言っても過言ではないほど、
全世界に大ヒットした作品でした。


主人公のマリオはおそらく、世界中の人々に認知されているゲームキャラクターだと思います。(あとその弟も)


キャラクターを進行方向に進ませ、
道中に立ちはだかる敵や罠を掻い潜りゴールを目指す。
操作するマリオ(とその弟)も初期は

・ジャンプ
ダッシュ

の2コマンドのみで、設置されている罠や敵も多種多様。
"シンプルだからこそ難しい"という奥深さを兼ね備えた作品です。

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↑キノコを取るとデカくなる。原理はわからない

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↑花を取ると、敵を倒せる火の玉が撃てる。尚原理は(ry

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↑星を取ると一定時間"無敵の人"になる。

その絶妙なゲームバランスが世界的にヒットし、時代が進むにつれリメイクも多数生み出されました。

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↑夢にまで出てきたスタート画面

僕が初めて家庭用ゲーム機で遊んだ作品で、
ファミコンを持ってる友人宅にお邪魔した時にプレイさせてもらってました。


しかし僕も友人もまだ幼稚園児。
操作もおぼつかなく、ただ敵にぶつかったり穴に落ちて死んでいく、
そんな悲しくも滑稽なマリオ(とその弟)の姿にただただ友人と爆笑して楽しんでました。

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↑このポーズを自分で再現できた事がない

そんな談笑を楽しむ中

"変われ"の一言と共に
突然現れた友人の兄ちゃん。


場の空気は一転。
笑っていた僕らを一瞥し、ランドセルを放り投げ、
鮮やかなプレイイングでマリオをステージゴールへ導き、幼き僕らに賞賛の目を向けられドヤ顔の兄ちゃん。

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しかし、ワールド1の最終ステージであるクッパ城では手も足も出ずゲームオーバー。キレ出す兄ちゃん。

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↑ここで焦って大体死んでた兄ちゃん

終いには"お前らが下手くそだから"と何故か僕らをなじる兄ちゃん。いや、最初からスタートしてるんやから僕ら関係ないやん笑


しかし、間に受けてしまった僕らは
"怒られないように頑張ろう..."
と毎日特訓に特訓を重ねました(毎日友人宅に入り浸った)


そんなある日...


友人『兄ちゃん!クッパ(ボスキャラ)倒したで!!』


驚嘆と疑いの眼差しを僕らに向けられながらも、
なんとかクッパ城に到達。

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"お前らがクリア出来るわけない"とタカを括ってた兄ちゃんも、初めて見たボスの姿に唖然。

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↑当時はまだ、畏怖されるボスの貫禄があったクッパ

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↑ここであるものに触れるとボスを倒せる(ネタバレ防止)

なんとかボスを倒して次のステージに進もうとした時、隣から嗚咽の音が...

兄ちゃん、と言ってもまだ小学2年生。
自分より未熟だと思ってた弟達が先にクリアしていったのがよほど悔しかったのでしょう。

気持ちは僕にもよく分かる(ついさっき妹に張り手だけで倒されましたからね...)

泣きながらリビングに走っていきました。

そんな日常の一幕に、僕は幼稚園児ながらも一種の快感を覚えていました


いつも偉そうにしている年上の人間に努力で勝てた。


チャレンジすれば、実は何でも出来るんじゃないだろうか。


この頃は、生まれながらに患っていた持病のせいで
運動もそこそこしかできず、
食生活など制限されることが多い人生でした(まだ3.4年)


自己肯定感と言うのでしょうか?たかがゲームなんですが、何かに全力で打ち込んで結果を出すことができた瞬間は
何事にも変え難い幸福だったんだと思います。


この日から僕は取り憑かれていくのです。


自分が努力し、満足いくまで楽しめるTVゲームの魅力に...


長文となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。


P.S.あれから目も合わせてくれなかったけど、ゆういち兄ちゃん元気かな。